日本を訪問中の習近平中國國家副主席は15日、日中友好の7団體及び華僑の4団體の共同主催による歓迎レセプションに出席し、日中友好に盡力する友人と友情を語り合った。
レセプションで、習副主席は長期にわたって日中友好に従事してきた7団體の日中友好への寄與を高く評価し、「7団體の友人は長期にわたって、日中友好の意志を持って、両國関係の再建、改善、発展に大きく貢獻し、中日友好事業の功労者と言える。両國人民はこれに感謝し、これを銘記して行くだろう」と述べた。
在日華僑は中日交流の絆の役割を果たしてきた。習副主席は、華僑の皆さんが帰國して新しい中國を見てみることを歓迎し、「60萬人に上る在日華僑は自覚的かつ積極的に中日交流の架け橋として働いてきた。彼らは中日友好事業の重要な使者であり、祖國人民はこれに感謝し、あなたたちを忘れたことはない」と述べた。
習副主席はまた、「中國政府は終始して、戦略的な立場に立って、長い目で中日関係を認識し、友好政策を堅持してきた。日本の新政府は対中関係を重視し、両國関係の発展を強調している。中國は日本と共に、両國の戦略的互恵関係の持続的な発展を一段と推進させていきたい。われわれは日本と共に平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展の目標を目指して、各分野における協力と政治信頼、共通利益を強化していく。中國はこれまでのように平和発展の道を歩み、互恵共栄という開放の戦略を実行し、恒久的な平和、共同繁栄、調和の取れた世界とアジアの構築に努力していく。中國の発展は日本を含む世界各國に重要なチャンスをもたらした」と述べた。
さらに、習副主席は、より多くの日本の友人が來年上海萬博を見學し、中日の人的交流のブームを引き起こすよう期待した。
「中國國際放送局 日本語部」より 2009年12月16日 |