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| 相互理解促進の重要な一歩 |
| 発信時間： 2009-12-29 | チャイナネット |
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| ----中日歴史共同研究を振り返る 中日歴史共同研究の第1期の最終會合が先日東京で開かれた。報告書は今後公表される。日本から帰國したばかりの中國側(cè)委員6人が26日、北京でメディア向け懇談會を開いた。 中日歴史共同研究は2006年12月26日に北京で開かれた第1回會合から、すでにまる3年が経った。中日歴史共同研究は雙方の政府が主導(dǎo)し、民間の學(xué)者が參加する重要な取り組みとして、中國社會科學(xué)院近代史研究所と日本國際問題研究所が擔(dān)當(dāng)した。 中國側(cè)座長を務(wù)めた歩平?社會科學(xué)院近代史研究所所長は、研究の趣旨を「同一のテーマで、意見を交換し、十分に討論し、各自が表明する」と短くまとめる。歩氏は、第1期研究の主な意義として次の3點を挙げた。 （１）雙方の學(xué)者が客観的?厳粛に學(xué)術(shù)的視點から歴史を研究するための比較的落ち著いた環(huán)境を創(chuàng)造した。 （２）近年、日中両國の國力の消長により、一部民衆(zhòng)?世論は両國の地位の変化に適応できずにいるが、共同研究は相手國を改めてどのように受け止めるかについて、1つの解決の道を示した。 （３）グローバル化が進む中、地域が対話?協(xié)力を通じて平和?発展を共に図ることが1つの潮流となっている。共同研究はこの潮流に沿ったものであり、東アジアの一層の協(xié)力に向けて障害を取り除こうとする試みでもあった。 第1期研究ではいくつかの共通認(rèn)識が形成されたが、溝も殘った。侵略戦爭の性質(zhì)については比較的一致した認(rèn)識が得られた。近代史チームの雙方の學(xué)者は、中日戦爭の性質(zhì)について十分に討議し、各自の報告書の中で「1931年に始まり1945年に終わった中日戦爭は日本による中國への侵略戦爭であった」と明確に指摘。日本側(cè)の學(xué)者は研究成果の中で、日本軍國主義の対中侵略と中國人民に與えた甚大な被害を明確に認(rèn)め、戦爭中の日本軍による様々な不法行為が大量の中國民間人の犠牲をもたらし、中國人民に深い戦爭の傷跡を殘し、戦後新たな中日関係を築く上で障害になったとの認(rèn)識を示している。日本側(cè)の學(xué)者の報告書は「細(xì)菌戦、遺棄化學(xué)兵器、労働者強制徴用、婦女暴行などに関する近年の訴訟は、いずれも戦爭が中國人民にもたらした深い傷痕の現(xiàn)われだ」としている。 社會科學(xué)院米國研究所の陶文ジャオ研究員は「共同研究は開始當(dāng)初から、自國社會のメインストリームの態(tài)度を重視した。たとえばある學(xué)者の示した資料は、日本國民の70％以上が日中戦爭は日本による中國への侵略戦爭であったと考えていることを明確に示していた。このような資料は研究の推進に最大の力を持った。第1期共同研究は相互理解を促進する重要な一歩だ。第2期で研究を継続する必要のある問題がまだたくさんある」と指摘した。 中日両國政府の主導(dǎo)する初の歴史共同研究として、この取り組みは開始當(dāng)初から注目され、また少なからぬ圧力にも耐えてきた。社會科學(xué)院近代史研究所の王建朗副所長は「歴史共同研究は學(xué)術(shù)交流であり、政治?外交交渉ではないため、政府の姿勢を代表することはできない。私たちが行っているのは、いくつかの重要な歴史的事実を明らかにし、これらの事実を認(rèn)めるとともに、相手國の學(xué)術(shù)的観點を自國民に紹介することだ」と指摘した。 「人民網(wǎng)日本語版」2009年12月29日 |
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