広汽本田汽車有限公司(以下:広汽本田)の生産能力拡大式は25日、広州市(広東省)で開かれた。広汽本田の増城工場の生産能力は現時點の12萬臺/年から24萬臺/年にあがり、2011年下半期をめどに完工する。その際、広汽本田の総生産能力は現時點の36萬臺/年から48萬臺/年に拡大すると見られる。
本田技研工業株式會社の伊東孝紳社長によると、合弁企業の先進性は販売臺數により決まるものではない。先駆けとしての企業は必ず企業発展の現地化を実現できる能力を備えなければならない。本田はずっと需要のあるところで関係製品を研究、開発、生産、販売し、「顧客に信任される企業」になるのを目指している。広汽本田の発展と獨自研究?開発の推進は本田の中國事業がどんどん進んでいる具體的な表れだ。
広汽集団の張房董事長によると、広汽集団も本田との長期間続いた協力関係を大切にし、積極的に管理構造の最適化、運営効率の向上を通じて広汽本田の飛躍的かつ健全な発展にいっそう有利な條件をつくり出している。
広汽本田の金山裕則総経理は生産能力の拡大式にて、「2009年、広汽本田の販売臺數は36萬5600臺と生産能力の利用率は100%を超えた。顧客の需要を満たすために、広汽本田は正式に生産能力を拡大し始めた」と語った。
広汽本田の姚一鳴執行副総経理によると、生産能力の拡大は生産能力とハードウェアの面で広汽本田のダブルブランドの運営に支えを提供し、広汽本田の生産體系、人材育成體系、品質管理體系、研究開発體系、サプライチェーンシステム、販売サービスシステムを整備し、広汽本田のためにより強大な企業體系を構築するとして、広汽本田の持続可能な発展を促進することができる。
2011年下半期、広汽本田(黃埔工場と増城工場)は48萬臺/年の生産能力を備えると見られる。生産能力の拡大を促進するために、広汽本田は引き続きアコード、City、フィット、オデッセイの高級車を発展させながら、必ず新製品を投入しなければならない。
姚氏によると、中國消費者の審美眼及び使用習慣と合致できる自動車製品を開発するために、A0クラス市場に目をつける初のモデル量産車の開発に関する作業は計畫通りに進んでいる。認証終結後、初のモデル量産車は順調に量産前の準備段階に入っており、10年の広州モーターショーに登場する予定だ。
「新華ネット」より 2010年5月27日