美女がうわべだけの美しさを追求することなく、一生豊かに過ごせる職業(yè)に就くにはどうすればよいか?日本の美女がその答えを教えてくれるかもしれない。
元モデルであり歌手であった藤田志穂は、昨年「ノギャルプロジェクト」を立ち上げた。これは社會問題とも言われる渋谷109系ギャル達や、ギャル雑誌で活躍するモデル達が稲作に參加するプロジェクトで、藤田さんは彼女たちを連れ、秋田県大潟村で稲作を行った。収穫された「シブヤ米」は今では秋田県のちょっとした名産にもなっている。また、今年5月18日、巖手県釜石市では數(shù)名の「ウギャル」が真珠の養(yǎng)殖に挑戦し、3名が牡蠣のさばき方や、真珠の取り方などを學んだ。
「ギャルによる農漁業(yè)」の反響は大きかった。現(xiàn)在、ギャル達による稲作や真珠養(yǎng)殖などが行われたことにより、日本の若者、特に1970年代末から1980年代生まれの人が、農作業(yè)や漁業(yè)を、素樸でかっこよくて、創(chuàng)造性あふれる活動だと見なすようになっている。
中國の美女は、自分が人より少しでも秀でている容姿を持っていると、すぐに有名モデルやスターなどといった若さだけを売りにした職業(yè)に就きたがる。金銭を惜しまず見かけの美しさに投資し、暇さえあれば、美を爭う活動に身を置き、各種のショーの舞臺に登場する。華やかな世界に浸っている者の中で、若さによる美が翳りはじめた後、この激しい競爭社會の中でどう生き殘っていくのか考えている者は數(shù)少ない。
美女は舞臺の上でその美しさの対価を得ることができるだけでなく、もっと大きな可能性を秘めている。舞臺の上では一時の喜びしか味わえないが、農作業(yè)あるいはその他の労働において、美女はその他大勢を導く役割を成すことが出來るのである。また、その技術を學べば、生涯それを楽しむことが出來る。
日本のギャルによる農漁業(yè)プロジェクトは、どんな広告塔にも美女を擔ぎ出そうとする社會に、大きな啓発をもたらすかもしれない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月7日