?文、寫真=王征
6月、日本航空(JAL)は、中國民航安全學院で中國航空業の幹部候補を対象に、JALの安全に対する取り組みなどを、事故例を取り入れながら紹介し、安全教育講義を行った。
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JALが中國民航安全學院で行った安全教育講義の様子 |
中國の急激な経済発展にともない、航空輸送業も急速に拡大しており、安全管理體制の強化が進められている。JALは、2006年から、航空安全推進のための人材育生を目的とする中國民航安全學院との安全協力プロジェクトを開始。今回の講義はこのプロジェクト9回目の活動にあたる。
事故の教訓を風化させないために、JALは1985年の墜落事故などを社內外に積極的に展示?紹介している。講義ではJAL安全推進本部の擔當者海老名巖さんがJALの事故例の発生、分析、結果などを詳しく紹介し、安全に対する取り組みを説明した。受講者の一人は「実際の例を見ることができて、たいへん參考となった」と話した。
JAL中國事業推進本部、中國民航安全學院客員教授、隋千秋さんが、「これからもさまざまな形で中國との安全協力プロジェクトを進めていく」という。
?人民中國インターネット版 2010年6月28日