日本男性の多くは女性のような柔和の美を持っている。1980年代にはまだ錚々たる男子がいたのだが、今では花のような美男子か、おしゃれで不思議なほど痩せた男性が日本男性のイメージになっている。経済危機のせいか、仕事で満足できない日本男性は、ほかの分野を開拓しているようだ。これらの分野には、バレエや料理、生け花など理解されがたい分野も含まれている。
東京のあるバレエ教室では、24歳の加藤清志さんがほかの3人の男子生徒とともに、多くの女子生徒に囲まれてバレエの動作を教わっている。表情は何とも自然だ。日本の共同通信社によると、加藤さんのようなバレエや料理などの「女性専屬」と思われていた講座に參加する男性は増えている。
「私は仕事で毎日パソコンを使っています。自分を表現するチャンスがなかなかありません」と加藤さんは語る。フィギュアスケートに対する情熱からバレエを習うことを決意し、「バレエを踴るとき、自分の別の一面を発見できるから面白い」と話す。
男性社員ばかりでなく、男子學生もこのような講座に興味を示している。24歳の栗田勝木さんは大阪のある大學に在籍している。「絵畫作品を楽しむことが好きで、花も好きです。ほかの人の視線や、生け花は女性がやることだと言われることも気にしません。料理教室に通う男性の知り合いもいます。周りの人にどう思われるかなど本當に気にしません」と語る。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月20日