大阪館は黃浦江の西岸北側(cè)に広がる「ベストシティ実踐區(qū)」に建つ他都市との共同展示館の中にある。大阪館の入り口正面では、來(lái)場(chǎng)者をカラフルな看板が迎えてくれる。これは「NEW　WORLD」と題された大阪館のファサードで、大阪を代表する伝統(tǒng)の歳時(shí)記や水辺の風(fēng)景と、若者に人気の現(xiàn)代のジャパニーズカルチャーが細(xì)部に至るまで描かれ、何度見(jiàn)ても楽しめる作品である。

ファサードの上に大阪館のシンボルマークがある。このシンボルマークは、漢字文化圏である中國(guó)?上海での大阪館出展を意識(shí)し、大阪の「大」の字を、「水の波」のイメージと組み合わせ、水を表す青色で表現(xiàn)し、船が通過(guò)した後の波形をモチーフに、大阪が力強(qiáng)く前進(jìn)する様子を表している。

大阪館は、大きく分けて「桜のトンネルと水都大阪のにぎやかさ」の體験、「花と緑、光と水」のショー、「環(huán)境先進(jìn)技術(shù)?関西の魅力」の展開(kāi)という3つのエリアで構(gòu)成されている。

パビリオンに入ると、まず第1エリアの「桜のトンネル」を通り抜ける。この「トンネル」は、実は日本で一番大規(guī)模な下水道である「なにわ大放水路」と同じ直徑6.5メートルの大きさになっている。「トンネル」の壁面は映像と照明によって、大阪造幣局の「桜の通り抜け」を再現(xiàn)している。桜の通り抜けの先では、水都大阪と上海?中國(guó)とのつながり、都市環(huán)境改善の取組みをパネルで紹介している。