會場內(nèi)の風景

日本海を囲む都市の交流の場である第16回環(huán)日本海拠點都市市長會議が、27日に吉林省延吉市で開催された。日本の新潟市、鳥取市、韓國の東海市、ポハン市、ロシアのカザン市、中國の延吉市、琿春市など、4カ國から11都市の市長が會議に出席し、地域內(nèi)の貿(mào)易、観光、運輸などの分野での協(xié)力強化について話し合った。

中國琿春市の姜虎権市長は、スピーチの中で、「現(xiàn)在、世界各國の経済は互いに依存しあっており、一つの國の力で経済危機を乗り越えることはできない。區(qū)域経済圏を基礎(chǔ)とした區(qū)域間の競爭が、経済発展の主な形となっていく」と語り、協(xié)力の深化を呼びかけた。

日本鳥取市の竹內(nèi)功市長は、「環(huán)日本海の各都市が地理的な近さを生かし、観光、経済使節(jié)団などの交流を深め、互いに補える関係にあることは、持続的な発展につながる」と挨拶し、今後のこの地域內(nèi)の経済発展に大きな期待を示した。

會議の出席者は、文化、スポーツ、経済貿(mào)易の協(xié)力を繰り広げ、協(xié)力の形を豊かにすることや、環(huán)日本海拠點都市及び近隣の都市の市長が不定期に會合を行い、協(xié)力のメカニズムを向上させること、區(qū)域內(nèi)の環(huán)境資源の開発や、査証発給條件の緩和により、市民の海外観光をスムーズにさせることなどで、意見の一致を見た。

延吉市の趙哲學市長が主催側(cè)を代表して挨拶

環(huán)日本海拠點都市市長會議は、1994年に発足し以來、區(qū)域內(nèi)の各都市で開催され、すでに日本海を囲む各都市の意見疎通、協(xié)力促進の重要な場となっている。

「中國國際放送局　日本語部」より　2010年8月29日

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