日本の海上保安庁巡視船が、9月7日、釣魚島海域で中國の漁船を衝突させ、9月8日早朝、この漁船の船長を逮捕した。沖縄県那覇地方検察庁石垣支部は、10日、公務執行妨害の容疑で船長を拘留することを申し立てた。石垣簡易裁判所は、同日、検察側が船長を19日までに10日間拘留することを認めた。中國外交部の姜瑜スポークスマンは、「日本側は中國側の再三にわたる厳正な交渉と反対を顧みず、中國側船長に対し、いわゆる司法手続きを履行することに固執した。これに対し、中國側は強い不満を覚えるとともに厳重に抗議する」と述べた。
「人民網日本語版」2010年9月13日