會場の様子
日本のベストセラー作家の片山恭一さんが15日夜、北京の世貿(mào)天階(ショッピングセンター)にある書店でファンと「純愛文學」について語り合った。今回のイベントは日本國際交流基金會の主催で、片山さんは初めての訪中だ。
ファンの質(zhì)問に答える片山恭一さん
片山さんの代表作「世界の中心で、愛を叫ぶ」は、2001年に出版されると若者から圧倒的な支持を得て、2004年には発行部數(shù)が國內(nèi)単行本最多の306萬部を記録した。この作品の大ヒットで片山さんは「純愛作家」と呼ばれるようになった。中國でも多くのファンに支持されている、とても人気のある日本作家だ。
抽選でサインブックをもらったファン
サインをする片山さん
會で、片山さんは自分が作家になるまでの軌跡や、今後の新作內(nèi)容、「純愛」への理解について語り、ファンの質(zhì)問に答えた。「最新の作品は最高の作品だと思っている。絶滅にひんした人類社會を背景にした、少年少女の純愛物語だ」と片山さんは今後の新作內(nèi)容について述べた。また、抽選で2名のファンが片山さんのサインブックを贈られた。
「片山さんは若々しい心を保っており、繊細なタッチで人と人の間の一番素樸な貴い感情を描き、『愛』というものを読者に伝えた。めまぐるしく動く現(xiàn)代社會で心の底にある『愛』を感じさせられた」と20代の女性読者が感想を述べた。