日本の共同通信は3日、日本政府は中國人観光客を対象に有効期限內なら何回も使えるビザを導入する方針を固めたと伝えた。この政策は、購買力の高い中國人観光客を集め、外貨収入を増やすためで、すでに前原誠司外相と溝畑宏観光庁長官は具體的な協議に入っており、今年の夏から実施される見込みだ。
日本政府は中國の中間層の日本観光を誘致するために、昨年7月には個人観光ビザの発給條件を年収25萬元(約310萬円)以上から6萬元(約74萬円)以上、あるいはゴールドカード所持者に緩和した。ビザの手続きをする大使館や領事館も、北京、上海、広州の3カから全國7カ所に増えたが、今発行されているビザは1回しか使えない。
昨年、來日した外國人観光客は約680萬人。日本政府は昨年の6月に、2020年までに來日する外國人観光客を2500萬人まで引き上げるという新しい目標を掲げた。外務省によると、昨年に中國人観光客に発給したビザの件數は史上最多の39萬件だった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年1月4日