韓國紙の「毎日経済」が「前原誠司外相が日韓軍事同盟関係を結ぶことを提案した」と報じたことに対し、外務省は3日、これを否定した。中國新聞網が3日付けで伝えた。

外務省は同紙の報道について、前原外相は韓國と安全保障分野での協力強化の重要性についてコメントしただけであって、「韓國と安全保障分野で同盟関係を結ぶことを希望する」というような発言はしていないと説明した。

同紙によると、前原外相は最近同紙のインタビューに応じ、「朝鮮の武力挑発は朝鮮半島だけでなく東アジアの安定と平和に対する脅威でもある」とし、「日本は安全保障分野でも韓國と同盟関係を結ぶことを希望する」と語ったという。

これは日本政府が韓國政府に向けて発した「日韓軍事同盟」関係構築の強いシグナルだとの見方が強い。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2011年1月4日