東京都水道局は23日の記者會(huì)見で金町浄水場の水道水から210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。関係當(dāng)局は乳児の飲用基準(zhǔn)を超えているとして、乳児の飲用をできるだけ控えるよう求めた。だがこれは乳児以外の飲用基準(zhǔn)は下回る數(shù)値だ。これについて枝野幸男內(nèi)閣官房長官は23日午後の記者會(huì)見で「大人や子どもが飲用する分には基準(zhǔn)値以下で問題ない。生活用水としての使用にも問題ない」と説明。主に救援物資に充てるペットボトル入りの水の買いだめに走らないよう國民に呼びかけた。

菅直人首相は23日、福島県の佐藤雄平知事に対し、同県産のホウレンソウ、コマツナ、キャベツなど野菜11品目を食べないよう求める「摂取制限」の発動(dòng)を指示。根菜の出荷停止も指示した。福島第1原発事故の影響で、同県産の野菜11品目から食品衛(wèi)生法の暫定基準(zhǔn)値を超える放射性物質(zhì)が検出された。これについて枝野官房長官は「基準(zhǔn)値を超えており、食べるのは控えていただきたい。現(xiàn)段階の數(shù)値は人體に影響をおよぼすものではない」と述べた。

福島第1原発から約40キロ離れた飯館村の土壌からは23日、正常値の1630倍の放射性物質(zhì)が検出された。周辺の3つの市や村の土壌からも、基準(zhǔn)値を超える放射性物質(zhì)が検出された。

國際原子力機(jī)関（IAEA）のアンドリュー補(bǔ)佐官は22日にウィーンで行ったブリーフィングで、福島第1原発付近のいくつかの地區(qū)で野菜、牛乳、海水から基準(zhǔn)値を超える放射性物質(zhì)が検出されたことを認(rèn)めた。世界保健機(jī)関（WHO）は適切な予防指導(dǎo)意見を人々に提供するため、この問題について詳しい情報(bào)を収集している。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年3月24日