日本財団の尾形壽武理事長(右から1人目)より「笹川杯」を受賞
「桜が歴史上初めて登場した作品はなんですか」「日本の戦國時代とはいつをさしますか」「今建造中の、東京タワーよりも高いテレビ塔は何という名前に決まりましたか」
日本の歴史から現代社會にわたって、さまざまな角度から問題が出され、5秒以內に即答しなければならない。「2011『笹川杯』日本知識クイズ大會」の開幕戦にあたる東北地域大會が4月17日、吉林大學で行われた。
優勝に輝いた東北財経大學チームが即答中
中國の日本語専攻の大學生に、より多く、より深く日本のことを知ってもらうため、2004年から始まったこのクイズ大會だが、今回は東北地域、華東地域、西南地域の3地域に分け、長春市をはじめ、上海市、貴陽市でそれぞれ開催されることになった。
東北地域では、27校の大學がグループを派遣するなどして、団體戦と個人戦に分けて、熱戦を繰り広げた。
主催側である日本科學協會の大島美恵子會長は「(今大會は)知識や語學力を検証する場であると同時に、日本語學習者相互の交流の場でありますので、選手の方々には視野と人脈を広げる絶好の機會になると確信しております」と、選手の皆さんにエールを送った。
4時間の熱戦の末、東北財経大學が団體戦で、吉林師範大學の魏越さんが個人戦で見事に優勝した。
「中國國際放送局 日本語部」より 2011年4月19日