『大平正芳著作集』を手に記念寫真を撮る白西理事長と周強(qiáng)書記（右）　日本僑報(bào)社提供

「日本僑報(bào)」によると、7月5日、白西紳一郎?「社団法人日中協(xié)會(huì)」理事長、「日本湖南省友の會(huì)」共同代表は、日本僑報(bào)社に特別寄稿し、周強(qiáng)?湖南省委書記と六回目の対面について記した。寄稿は以下の通りである。

中國共産黨成立九十周年を記念して、湖南省の韶山に＜毛主席故居＞を、小生の故郷?広島の友人たちと訪ねた。三十年ぶりである。

最近の中國では、革命拠點(diǎn)をまわる紅色旅行がブームを呼んでおり、延安?韶山?井崗山など大変な人気だ。うわさでは、＜毛主席故居＞には、毎日二萬人余が押しかけており、事前に外辧に連絡(luò)しておかないと見學(xué)できないよ、とのアドバイスを得ていたので、そのとおりにして二泊三日の小旅行に出かけた。

これが幸いして、省委書記の周強(qiáng)氏秘書にも伝わり、六月二十六日（日）の夜おそく、省委十號(hào)樓で、周書記と小一時(shí)間話をすることができた。たしか周氏とは、北京?東京?長沙に続き六回目の対面となるため、親しい懇談となった。

周氏は、湖南省が年十四％経済成長していて、長沙市など活気に満ちていること、內(nèi)外の観光客も大勢(shì)參観に來ている等、自信にあふれた応答ぶりだった。とりわけ、日本に対しては、共青団第一書記で訪日したこと、段躍中氏や石川好氏ら「日本湖南省友の會(huì)」の友人たちの近況、『湖南省と日本の交流素描』という書籍など、話がはずんだ。

お?jiǎng)eれに、小生も役員をしている大平正芳記念財(cái)団発刊の『大平正芳著作集』（全六巻）の既刊二冊(cè)を渡しながら、小生から「今度は、北京で會(huì)いましょう」と、來年の黨大會(huì)のことを意識(shí)して伝えたら、無言でニコッと笑ってくれたのがうれしかった。

翌日、長沙市內(nèi)に出店している滋賀県の平和堂デパートで日本人の総経理に會(huì)って、周氏のうわさを聞いたところ、「周書記になって省長時(shí)代にも増して湖南省は経済発展し、社會(huì)も安定している」との証言を得た。

周強(qiáng)?湖南省委書記は、ますます頼もしい存在になりつつある、との好印象を得た旅だった。

?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2011年7月6日