代表団に鑑真東渡の話を紹介する奈良唐招提寺の西山明彥執事長
共同通信を訪問
2011年7月25日から8月1日にかけ、中國外文局陸彩栄副局長を代表とする中國地方広報幹部代表団が日本笹川平和財団の招聘を受け日本を訪問、充実の成果をあげて帰國した。
訪日期間中、代表団は日本前首相の福田康夫氏、神奈川県の黒巖祐治県知事、靜岡県の巖瀬洋一郎副知事、橫浜市の林文子市長など日本政界の要人や日本財団の笹川陽平會長など著名人と會見し、また、日本共同通信社、神奈川新聞、テレビ神奈川、靜岡新聞社などのメディアと広く深く意見の交換を行った。また、都市再開発のモデルケースとして六本木ヒルズを參観、3.11東日本大震災後の日本社會の現狀と民間感情の現地視察も行い、日本への理解を精力的に深めた。
陸団長は日本側に今回の代表団の主な訪日の目的を以下のように説明した。中日両國の友好関係強化は中日有識者共通の目標であり、中國地方広報幹部代表団はこの訪日を通し、直接日本の政界、経済界、報道関係者や地方有力者に中國を紹介し、中日交流のプラットフォームを構築して、日本各界との連攜を緊密にすることで、中國の広報活動をより効果的に展開し、両國関係の相互効果を促進できるものと考えている。また、日本國民に中國政府と中國人民が日本が直面している大震災の影響、また人的、物的な損害に対する衷心からのお見舞いを伝えるための、探訪、友好、思いやりの訪問であるとした。陸団長は、今回の訪日期間中、日本の國民生活が基本的に安定し、社會秩序も正常に回復していることに大いに安堵したと語り、日本國民が今回の困難に必ず打ち勝ち、早期に放射能の脅威を解決して美しい國土を復興されると信じるとあいさつした。
この時期の代表団の訪日は日本國民の震災復興に勇気と自信を與えるものであると、震災後放射能の脅威がいまだ完全に払拭できていないこの時期の訪日に対し、日本各地、各界はこぞって大歓迎で迎えた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年8月5日