【新華社海口8月7日】中國(guó)の溫家寶総理の招きで、「海南の明るい日差しが、溫かい心を伝える」活動(dòng)に參加した日本の震災(zāi)地の児童100人が6日、三亜の南山仏教文化観光區(qū)を訪れて幸せを祈った。
「南山で幸せを祈る」イベントは今回の海南旅行のクライマックス。この日、敬虔な幸せを祈る法會(huì)が三亜の南山寺経堂で行われた。南山寺の昌厚法師が僧侶や信徒を従えて子供たちを迎えるとともに、祈福式を執(zhí)り行った。僧侶の読経の中で、子供たちは仏像を前に、両手を合わせて、故郷の人々の平安を祈った。
巖手県の晴山海さんは、家族と自分のために祈り、家族の平安と幸福を祈りましたと話していた。
日本修學(xué)旅行協(xié)會(huì)の川上一雄理事長(zhǎng)は、帰國(guó)の前日、南山で代表団のために盛大な法會(huì)が開(kāi)かれ、みんな非常に感謝していると語(yǔ)り、「地震はこれらの子供の家庭と心に大きな傷跡を殘したが、きょうの南山での祈りでみんなの心が慰められるよう希望している」と述べた。
歴史の記載によると、日本の仏教律宗の開(kāi)祖、中國(guó)唐代の大和尚鑑真は仏法を広めるため、5度目の日本渡航が失敗して南山にたどり著き、ここに1年余り滯在した。そして仏殿を建て、人々に仏教を伝え、その後6回目でついに渡日に成功した。そのため南山は吉祥の地とされている。
8月7日、これら100人の児童は海南での7日間の保養(yǎng)の旅を終えて、日本に帰る。
(新華網(wǎng)日本語(yǔ)=中國(guó)通信社)