こうした日本政府の手段は參考に値する。油含有排水を処理するための費(fèi)用を廃食用油の回収および精製にあてている。廃食用油の政府買取り価格は悪徳業(yè)者の買取り価格よりも高いため、悪徳業(yè)者は商売が自然に立ち行かなくなると言う訳である。

廃食用油の政府買取り価格は、ガソリンなどよりも相當(dāng)安いため、その差額分、行政支出が抑えられる。また、こうしたバイオディーゼル燃料は、工業(yè)原料として知られるヒマシ油をわざと加えてあるため、食用として再利用されることはまずない。日本政府にとっても回収業(yè)者にとっても悪い話ではない上に、クリーンエネルギーとして再利用することで環(huán)境保護(hù)にもつながり、また食用に再利用される心配もない、というわけである。

エネルギー資源が欠乏している今日、その原料が多様なこと、排気ガスの排出量が少ないことを理由にバイオディーゼル燃料は世界各國(guó)から注目されている。廃食用油はバイオディーゼル燃料の原料である。ドイツ、米國(guó)ではバイオディーゼル燃料の利用が奨勵(lì)されており、メーカーには相応の補(bǔ)助金までもが出される。

ゴミ収集車が廃棄油で走る、というとなんだか奇妙だが、実は非常に単純なことなのである。廃食用油の政府買上げは、油含有排水の処理の問(wèn)題を有効に解決している。廃棄物の再利用は中國(guó)人が最も得意とする分野であるため、日本で出來(lái)ていることが中國(guó)で出來(lái)ない訳がないのだ。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2011年9月26日