サッカーアジアチャンピオンズリーグの全北現代とセレッソ大阪の準々決勝が9月27日、韓國の全州ワールドカップ競技場で行われた。韓國全北現代のサポーターが「日本の大地震をお祝(し)ます」と書かれた橫斷幕を掲げて、3月11日に発生した大地震と津波を揶揄した。大阪チームはアジアサッカー連盟に書面ですでに抗議を提出している。その後、韓國のサッカーファンは橫斷幕を取り除いた。
日本大地震や福島原発事故が発生した後、サッカー試合では「福島」と「地震」などの言葉で日本のサッカー選手を攻撃することはこれまでもあった。
今年8月中旬、ベルギー1部リーグで活躍する、日本代表の川島永嗣選手は試合中、相手チームのサポーターから「フクシマ」と野次を連呼された。その野次行為は福島原発事故の処理で苦難に陥っている福島を風刺したものだとベルギー國內外マスコミは強烈に批判した。ベルギーサッカー協會は9月9日、ゲルミナルに対して川島選手と駐ベルギー橫田淳日本大使への正式の謝罪と罰金3萬スイスフラン(約260萬円)の支払いを命じていた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月29日