日本政府は11日、今年12月11日に鹿児島県の種子島宇宙センターから、情報収集衛星「レーダー3號」をH2Aロケットに搭載して打ち上げると発表した。
日本は先月23日にも情報収集衛星「光學4號」の打ち上げに成功している。
日本政府は、安全保障や大規模な自然災害に備え、畫像情報を収集するため、2003年に情報収集衛星の打ち上げに乗り出した。レーダー衛星と光學衛星を2基ずつ組み合わせて運用する仕組みで、天候に関わらず地球上のどの地點でも少なくとも1回の偵察ができる。
レーダー衛星は夜間でも撮影が可能だ。過去に打ち上げた2基のレーダー衛星は故障で運用を停止している。政府は、「レーダー3號」に続き、來年「レーダー4號」を打ち上げる予定。晴天でしか偵察できない光學衛星は現在、1號と3號が運用中で、先月打ち上げた「光學4號」は壽命を迎えた「光學2號」の代わりとなる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年10月12日