共同通信(中國語電子版)によれば、日本の北海道石狩市にある焼肉店「茨戶 Garden North Hills」がこれまで産地不明の日本國産牛を高級食肉の「松阪牛」と偽り、中國人団體旅行客に提供したことがわかった。
この焼肉店の長岡茂社長は、4、5年前から香港の旅行會社を通して中國人団體旅行を受け入れるようになった。産地不明の日本國産牛を高級食肉の「松阪牛」と偽り、中國人団體旅行客に提供していたという。
ニセブランド牛肉は「ロース」「ヒレ肉」の2種類で、それぞれ180グラムを3700円(およそ303元)で販売していた。この店ではこの肉を焼肉セットの選べる単品メニューとして販売していた。生産者の松阪牛証明書が印刷されているだけでなく、自社でも「松阪」の2文字を箱に印刷していた。
毎月數十皿が販売されていたが、日本人には売っていないという。
長岡社長は「松阪牛のブランドイメージでよく売れた。販売していた牛肉の品質は松阪牛とほとんど変わらない。まったく問題ないと思っていた。」といっている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月29日