中國は徐々に使用済みペットボトルは貴重な再生資源だと意識(shí)するようになってきたが、その保護(hù)と利用に至ってはまだ國の問題にはなっていない。一方、日本はまったくその反対であり、日本メディアの報(bào)道によると、大量の廃ボトルが中國企業(yè)に購入?搬送されていることから、貴重な再生資源の流失を防止する目的から、日本政府は廃ボトルの中國への輸出を規(guī)制する措置を検討している。

日本の環(huán)境省は、ペットボトルは石油を原料に製造、日本にとっては貴重な資源であり、國內(nèi)市場(chǎng)での流通と再生を確保する必要から、輸出を放任している自治體に対しては、自治體はむろん業(yè)界や組織名の公表を含め、「資源再生法」に基づき相応な処罰を行うとしている。日本政府が講じる措置はかなり厳しく、廃ボトル輸出に対する“過剰な対応”は深く考え、かつ目を覚まされるものでもある。

日本は島國であり、資源に乏しく、自然災(zāi)害が多発している。長期にわたり自然災(zāi)害とたたかってきた結(jié)果、比較的強(qiáng)い民族意識(shí)と危機(jī)感が培われたからこそ、日本は「憂慮しながら生きる」という狀態(tài)を持続し、困難や危険に対する備えを怠ることはなく、萬端整えてから事を始めるようになったのである。中國が昨年、日本へのレアアース（希土類）輸出を削減する決定をしたことで、日本は中國に過度に依存している現(xiàn)実を直視、そこですぐさま対策を講じ、供給ルートの多元化を模索し始めた。その行動(dòng)力は極めて迅速、果斷、驚くほどの効率を上げた。

レアアースは戦略的な資源、民用、軍用ともに可能であり、中國は多年にわたって米國や中國に輸出してきた。中國のレアアースの埋蔵量は世界全體の53.5％を占める。鄧小平はかつて「中東には石油があるが、中國には希土類がある」と言ったことがある。レアアースの経済?軍事面での戦略的地位のいかんは類推できるだろう。日本は中國から大半を輸入していた。