辰年になって、長(zhǎng)らく意気消沈していた日本人も希望を見出したようだ。日本人にとって、辰年は上昇の年。人々は辰年の幸運(yùn)にあやかって、自分の運(yùn)気も上向かせたいと願(yuàn)っている。龍を祭る神社がブームになっているという。
鳥取県の神崎神社は、本殿の天井に巨大な龍の彫刻があることから新年三が日の參拝客が後を切らず、例年の10倍の人出だったという。多くの人が飛行機(jī)やバスでわざわざ訪れ、本殿の天井の木彫りの龍を拝んでいった。この龍の彫刻は1879年のもので、雲(yún)に乗って天空を行く龍の雄姿が描かれており、この龍を見た人は大きな福徳が自分にも訪れるように思う。
日本人は龍はいつも天上にいるものと思っており、自分の願(yuàn)いを龍に託して実現(xiàn)を祈る。故意か、偶然かわからないが、辰年ごとに日本では大型の國(guó)家的建設(shè)プロジェクトが竣工してきた。1964年には、新幹線開通と東京オリンピック。1988年には、青函トンネル、瀬戸大橋が完成し、日本経済の大動(dòng)脈がさらにスムーズに。そして2012年5月、世界一の高さを誇るスカイツリーが正式に完成し、新しい東京の観光スポットが生まれ、大きな経済効果が見込まれている。現(xiàn)在、日本経済は低迷し、震災(zāi)後の復(fù)興も遅々として進(jìn)まないが、辰年を迎え、《毎日新聞》も株式市場(chǎng)が辰年に対する期待感に満ちていると書いている。辰年のたび、株式市場(chǎng)は基本的に上昇傾向となり、経済も好転する兆しが出てくるのだ。
「中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2012年2月1日