誰もが聞いたことがあるだろう。「男は～という生き物です」。多くの女性の口からこうした斷言にも似た言葉が出てくる。経験豊富な女性が書いた「男性事典」の多くも、「男性は生まれつきこうなんです」といった內容である。しかし、それらには多くの誤解がある。サイト「Record Japan」の記事によると、日本の某サイトが、アメリカの女性向けサイト「Womans Day」を參照にしつつ、「誤解されやすい男性の態度ベスト10」を掲載した。

１．男性はみな冷たい生き物

実は男性は、女性より感情的だ。強さを示すため、自分の感情を表に出さないだけだ。表面上は冷靜を保ちつつ、內心はドギマギしていることも少なくない。

２．男性は下半身で思考する生き物

確かに男性にとってセックスは重要なものだ。セックスが男性の想像力を最大限に発揮させるという見方もある。しかし、男性は単純な欲望の動物ではない。求めているのは、実はパートナーとの密接な関係である。

３．男性は仕事人間

男性が仕事を重視する理由は、第一に、人より優秀になりたいからであり、第二に、一家を養いたいからである。仕事は、男性が優秀か否かを判斷する冷酷な判斷の尺度になっている。その結果、男性はますます仕事にまい進し、自分にとって本當に大事なものが何かを見失いがちになる。女性は、面白い話題などを話して、彼が新しい自分を見つける手助けをしてあげよう。

４．男性は戀愛を面倒くさがる生き物

「男らしく」、「男は強くなければならない」というのは、男性に対する一種の強迫観念である。そして、これが男性を戀愛から遠ざけさせている。自由、獨立を男性は求めているように見えるが、最も欲しがっているのは「忠誠」の二文字である。だから女性はまず「忠誠を盡くす」ことから始めよう。いったん彼の心が開けば、あなたに熱い愛情を注ぐはずだ。

５．男はおしゃべりが嫌いな生き物

このような考えは一面的すぎる。ある目的地に行くための最も良いルートを彼に尋ねてみよう。きっとペラペラとしゃべり出すはずだ。男性は自分の本心を知られ、それがどんな反応で返ってくるのかを恐れている。だから言葉も少なくなる。しかし、內心は面白いことを話したがっている。ただ、そのような話を聞いてくれる人がいなくて困っているだけだ。

６．男性は見た目重視の生き物

男性は美人を見るとうっとりする。デートの最中でさえ、他の女性に気をとめがちだ。しかし心配は無用。これは浮気心というより、単に視覚的興奮をしているに過ぎないからだ。真に男性を惹きつけるのは、容貌以外のもの、たとえば知性、ユーモア、気遣いである。

７．男性は悩み知らずの生き物

男性にも悩みがたくさんある。ビール腹、夫婦関係の不和、仕事での悩みなどだ。「男たるもの、小さなことで悩むべからず」といった誤認識から、悩みがあることを認めたがらないのだ。これらの悩みは男性にとっては心身ともに大きなダメージを與える。日本國立精神醫學協會の調査によると、男性の自殺率は女性の4倍に上る。

８．男性は忠告を聞き入れない生き物

男性は忠告を聞き入れたくないわけではない。女性の言い方に問題があるために、それを認めようとはしないのだ。回りくどくぶつぶつと言うより、率直に言ったほうが良い。不思議なことに、厳しく言ったほうが男性には有効である。

９．男性は子供のころから女性とは異なる生き物

男の子は車が大好きで、女の子は人形が大好きだ。しかしそれは大きな問題だろうか。重要なことは、この子が正常な倫理観を持ち、人に対して親切であるかどうかである。だから「男の子は～すべき」「女の子は～すべき」などと、性別にこだわらないようにしてほしい。

「中國網日本語版（チャイナネット）」 2012年2月28日