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丹羽宇一郎大使インタビュー 「草の根外交」の実踐者

丹羽宇一郎大使インタビュー 「草の根外交」の実踐者。

タグ: 中日國交正常化40周年,丹羽宇一郎,インタビュー,中日韓FTA

発信時間: 2012-03-12 13:33:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年は中日國交正?;?0周年にあたる?!覆t望」新聞週刊の記者はこのほど、在中國日本國大使館の丹羽宇一郎大使にインタビューを行った。丹羽大使はインタビューの中で「理解」と「信頼」という言葉を多用し、中日友好への願いを示した。

▽一番良く行った場所は野菜市場

丹羽大使は伊藤忠商事の元社長であり、中國の政界?ビジネス界に幅広い人脈を持っている。就任以來、中國18省を訪れ、省級の指導者17人と交流したという丹羽大使は「中國の上層部についてはよく理解している」と語る。

丹羽大使が中國に來てから一番良く行った場所は野菜市場だという。どの地方を訪問しても忙しいスケジュールの合間を縫って現地の野菜市場を訪れ、店主に商売はどうかと聞き、人々の生活を目にし、現地の日本語學校を訪れ、學生たちと交流した。こうすることで初めて真の中國社會を知ることができるのだという。

中國で最も印象に殘っている場所はと聞かれ、北京や上海などの近代的な大都市ではなく、雲南、內蒙古、新疆、チベットなど少數民族の風情あふれる地方だと答えた丹羽大使。「このように各地を訪問したことは、想像していたよりも意義が大きかった」。

丹羽大使を知る人は、その「民間的なやり方」に驚かないだろう。丹羽氏はこれまで「草の根的な交流」を推進し、まさに身をもって実行してきた人からだ。丹羽大使は、「草の根外交」の最も良い方法は両國國民の相互訪問を奨勵することだとする。ある日本の世論調査によると、中日國民の8割以上が相手國に行ったことがない、または相手國の友人を持たないという。今年は中日國交正?;?0周年にあたり、雙方が交流を増やし、理解を深める絶好の機會だ。中央レベルの交流も重要だが、地方同士の交流も軽視できない。

丹羽大使は、「現在日中両國の友好姉妹都市提攜數は約350件にのぼり、地方レベルの交流を後押ししている」とし、特に両國の青少年交流の重要性を強調した。昨年12月の野田首相訪中の際、中日首脳は5千人規模の青少年交流プロジェクトに関する共通認識に達している。

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