日本メーカー粉ミルクが中國で人気失墜
昨年の今頃、日本で発生した震災による放射能漏れ事故の恐怖は、中國國內の母親たちを香港まで日本製の粉ミルクを買いに走らせた。香港のスーパーから日本製粉ミルクがなくなるほどの熱狂ぶりだった。
「震災から數日で確かに多くの親たちは震災前に製造された明治の粉ミルクを買いに來ていましたね」あるベビーマタニティ用品店を営む黃さんは震災前にちょうど大量に明治粉ミルクを仕入れていた。だが、彼女がいうには、その熱狂もほんの數日のことでその後は買う人はいなくなったという。「つい2カ月前にやっとそのとき仕入れた最後の一缶が売れたところです。しかも『1缶買ったらもう1缶サービス』をやってやっと売れました」