日本政府の債務(wù)がどんどん増えている一方で、財(cái)政収入は徐々に減少している。日本の2011年度國(guó)家予算によると、政府の財(cái)政収入はたった41億円で、予算の半分にも満たなかった。
日本経済は全體的に低迷し、それが財(cái)政収入の縮小を招く。政府にお金がなければ、経済を刺激する力も弱まり、そして経済の回復(fù)にマイナスとなる。正に悪循環(huán)に陥っている狀態(tài)なのだ。
今、重要なのは、財(cái)政の収入ルートを広げることである。しかし現(xiàn)実は厳しいもので、唯一財(cái)政収入を増やす方法は消費(fèi)稅を引き上げることなのだ。野田首相は消費(fèi)稅引き上げに意気込んでおり、この方法によって事態(tài)が好転することを切望し、債務(wù)が雪だるま式に膨らむのを食い止めようとしている。
消費(fèi)稅の引き上げは國(guó)民からしたら、彼らの「血」を吸い取るようなものであり、政府が無(wú)力の証拠でもある。日本政府は2015年までに消費(fèi)稅率10%引き上げを?qū)g現(xiàn)する方針で、財(cái)政再建の重要な第一歩にしたいと考えている。消費(fèi)稅率引き上げ法案は民主黨內(nèi)では賛成多數(shù)だが、國(guó)會(huì)で可決されるかどうか、また可決されたとして國(guó)民に受け入れられるかどうかと言うのは未知數(shù)である。少なくとも、野田首相の支持率が著実に下がっている事は明らかだ。何はともあれ、日本経済が苦境から脫し、國(guó)民生活が好転するには様々な難関を潛り抜ける必要があるだろう。(蔣豊)
?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)? 2012年4月1日