日本の電機(jī)業(yè)界では「余生短い」企業(yè)の整理統(tǒng)合が始まり、再び勢いを盛り返そうと努力している。攜帯電話の端末産業(yè)も例外ではない。NECは2006年に中國の攜帯端末市場から撤退した。他にもパナソニック、京セラ、三洋、三菱などの企業(yè)の攜帯電話はとっくの昔に中國市場から消えており、日本の國內(nèi)市場を守ることに徹している。

2009年、NEC、カシオ及び日立は傘下の攜帯電話端末事業(yè)の合併を行い、「NECカシオモバイルコミュニケーションズ（NECカシオ）」を設(shè)立した。この合併により、日本國內(nèi)ではシャープに次ぐ日本第2の攜帯電話端末メーカーとなった。合併後、NECカシオはすぐさまグローバル市場への進(jìn)出を宣言した。

2年後、NECは中國の攜帯端末市場に再進(jìn)出する決意を示した。3月中旬、NECは再進(jìn)出を果たし、「ほこり?衝撃?水から守る」スマートフォンNEC909eを発売した。OSはAndroidを搭載、標(biāo)準(zhǔn)価格は16GのiPhone4Sと同じくらいで、大體5000元前後である。

京東商城ネットショッピングサイトは今回の新製品の先行発売を行なう電子商取引のルートとして、新製品を一番に商品棚に並べた。しかし、同じ価格のサムスンやアップルに比べ、興味を感じる人はごくわずかだった。數(shù)少ない評(píng)価を見ると、高すぎると感じている人が多く、NECの攜帯電話端末の再進(jìn)出は、華々しい再出発を飾る事はできなかったようだ。

自慢のブランドは昔の事

1Ghzプロセッサを搭載し、800萬畫素のカメラレンズ、OSはAndroid2.3と価格が5000元近くのNEC909eにはそこまで卓越した仕様はないように思える。一番のセールスポイントである「軍事レベルの防塵?防水?防振」仕様を除けば、あとはNECのブランド名だけである。

以前、NECモバイル端末事業(yè)部の市場責(zé)任者はメディアの取材に対し、「中國に再進(jìn)出したNECの攜帯はハイエンド路線を維持するつもりだ。その理由として、NECには既に良質(zhì)な高級(jí)ブランドのイメージが形成されているからだ」と斷言していた。事実そうなのだろうか？

NECの攜帯端末が中國市場から撤退した1年後の2007年、NECのノートパソコンも撤退した。その時(shí)點(diǎn)で、消費(fèi)者側(cè)にとってのNECブランドは、ディスプレイなどの細(xì)かなIT製品でしかなくなった。中國に殘っている事業(yè)はプロジェクター、サーバ、多言語音聲コミュニケーションプラットホームなどの主に企業(yè)向けの製品だけである。

昨日記者は20名の20－45歳の一般の消費(fèi)者を?qū)澫螭恕ECのブランドイメージについての意見を聞いた。そのうち10名がNECを知っていたが、NECが中國でどんな製品を発売しているのかは知らなかった。4名はNECがディスプレイを販売していることを知っており、他の6名はNECのブランド名さえ知らなかった。注目したいのは、その6名が20－25歳の若者であることだ。

「ブラックベリーのように、皆が名前を知っている攜帯でも本當(dāng)にお金を出して買うかと言えば、そうではない」広東省の攜帯電話販売チェーンの責(zé)任者は言う。7,8年前なら、NECは確かに販売代理業(yè)者の中で悪くない発言権を持っていた。しかし、今の狀況では、NECの攜帯が市場に入るためには大金をかける必要があるだろう。「以前のブランドは確かに自慢できるものだった。しかし、ビジネスをする側(cè)から言わせてもらえば、今のNECの攜帯ブランドは全く競爭力がない」とこの責(zé)任者は指摘する。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2012年4月11日

関連ニュース

• NEC、中國市場再進(jìn)出を発表
• NEC、安徽省公安庁に指紋自動(dòng)識(shí)別システムを提供
• レノボとNECが合弁企業(yè)設(shè)立　日本最大のPC企業(yè)に
• レノボ、NECと合弁會(huì)社設(shè)立へ
• エコ博覧會(huì)特集（1）：NECが描く未來のエコライフスタイル
• NECと東軟、中國向けクラウドサービスで提攜