このほど、浙江大學の學校ネットから流出した留學生食堂のメニューが、ネットで人気を集めている。この日本人の留學生の箱崎勇人さんが手描きしたメニューは掲載後、たった1日ですでに8000回あまりクリックされている。
メニューの料理と原材料は中國語と英語両方で書かれており、漢字にもピンイン(音聲記號)がついている。食べ物の種類によって、メニューは親切に「ご飯」「鍋」「スープ」「野菜」「魚」「肉」など6つのラベルに分類され、対応しているページもはっきりわかりやすい。もっと重要なのは、すべての料理は実物を撮影したもので、畫像はまったく処理されていない點だ。また、「留學生が好きな料理」と「100人の中國人が好きな料理」の2つの部分に分けてある。
この手描きメニューを作ったのは日本人の留學生、箱崎勇人さんで、彼は東京出身、今年4年生で専門は國際政治と歴史だ。
製作期間は約1ヶ月、メニューのすべての料理を食べると決意
手描きの料理を作った理由について、箱崎さんは「最初は自分の小さい悩みだった。浙江大學に來てから、よく留學生食堂で食事をしていた。注文したときに、料理の寫真が少な過ぎて、中國に來たばかりの留學生にとって不便だと思った。私のように漢字がわかる日本人でもメニューがわからないのだから、ほかの國の學生はもっと大変だろうと思ったので、寫真付きメニューを作ることを決めた」と話した。