自由な生活 若さは寶
方さんは在日中國人2世で中國で生まれ、日本で育った。慶応大學を卒業し、あるアパレル製造販売の大企業に就職した。正社員なので年収も悪くない。3.11東日本大震災で日本の各業界は大きな打撃を受け、方さんの気持ちも揺らいだ。震災から3ヶ月後、方さんは家族の反対を押し切り、月給30萬円の仕事をやめて自由の身分を取り戻した。今、方さんは毎日アルバイトをして月8萬円の収入を得ている。だが、精神的な負擔はない。方さんは、自由な生活が送れることは、他に変えられない幸せだと感じている。
方さんは仕事を辭めた後、ぼんやりしていたわけではない。數人の友人とオリジナルブランドのアパレルを出そうとプランを練っている。本當に楽しく、創造性に満ちた自由な生活のために準備に余念がない。
方さんのような若い人は日本では少なくない。統計によれば、日本で大學を卒業して3年後、ある人はもっと高い収入を求め、ある人は自由な生活を求めて、3分の1以上の新入社員が仕事を辭めている。金銭や物質など豊かな生活環境の中で育ってきた若者には余り魅力がないようだ。彼らはもっと心からの充実を求めているのだろう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年6月8日