2005年から毎年、中日両國で同時に実施される「中日共同世論調(diào)査」(2012年度版)の中國側(cè)の調(diào)査結(jié)果がこのほど発表された。一般市民か學(xué)生?教師かにかかわらず、中國人の日本に対する好感度は安定して上昇していることが明らかになった。中國の総合ニュースサイト「中國日報網(wǎng)」が報じた。
中國の一般市民の日本に対する好感度は、調(diào)査が始まった05年の11.6%から、06年14.5%、07年24.4%、08年27.3%、09年32.6%、10年38.3%と5年連続で上昇。11年に一旦28.6%に下降したものの、今年は31.8%にまで回復(fù)。全體的に見れば、日本に対する好感度は上昇を続けている。一方、學(xué)生?教師の日本に対する好感度も05年5.3%、06年7.8%、07年35.3%、08年43.3%、09年45.2%、10年45.2%、11年43.1%、12年49.5%と、ここ6年で急上昇を見せている。
一方、河村たかし名古屋市長が今年2月、南京市代表団と會談した際に「南京事件はなかったのではないか」と発言したことが、中國で大きな反感を買ったものの、中國人の日本に対するマイナスイメージは11年と大きな差はなく、64.5%と比較的安定している。このことからも、中國人の日本に対する認(rèn)識はますます理性的になっていることが分かる。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年6月20日