「第2回中國児童演劇祭」で21日、日本の「劇団道化」が最新作「身體?変変変」を披露した。光の効果を利用して様々な道具を白鳥やスーパーマンに変える。一部は日本でも披露したことがなく、中國が初公演となる。中國新聞網が伝えた。
「身體?変変変」は光の効果を利用して、白いタオル、バスタオル、手袋などを白鳥や空を飛ぶ「スーパーマン」に変える。監督の篠崎省吾氏は、こうした「変化」のリハーサルの際、中國の子どもたちがよく知っている童謡についても中國側職員に細かく聞いた。今日會場を訪れた子どもたちの熱烈な反応は、この劇の大きな魅力を示すものだ。「小鳥だ」「違う、白鳥だ」、「サルだ」「子犬だ」??。舞臺の上で役者たちが形を作り終える前から観客席の子どもたちは大きな聲を上げ、大喜びで「変変変、何ができるかな?」と聲を合わせて歌った。後半は役者たちが様々な道具を利用して帆船やピアノの形を作り、ユーモアあるパフォーマンスに観客席からは笑いが絶えなかった。
篠崎氏は「身體?変変変」は劇団道化にとって新しい試みで、日本での公演回數も多くないため、中國の子どもたちに受け入れられるかどうか心配だったと率直に語る。このため一週間早めに北京入りし、2回リハーサルを行ったという。
劇団道化は2007年に中國児童蕓術劇院との協力を開始。すでに「じぷた?変変変」「三匹のこぶた?変変変」「トラックとらすけ?変変変」などが子どもたちに人気を博しており、中には2回、3回と子どもを連れて「変変変」シリーズを見に來たお母さんもいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年7月22日