8月15日は歴史と現実は切り離しがたく、歪んだ意識は極端な行動を招く運命にあるということを、はっきりと映し出して見せる鏡だ。
8月15日という普段とは異なるこの日、日本は隣國との関係を改善し、アジアの平和と安定に少しは有益なことをするために計畫をしっかりと立ててみるのが當然だ。だが侵略戦爭の暗い影から抜け出す力がなく、浮ついて落ち著きをなくしたこの國は、歴史問題と現実の問題の雙方で新たな面倒をもたらした。
日本の閣僚2人と超黨派の一部國會議員が公然と靖國神社を參拝し、戦爭犯罪人の霊魂を呼び戻したのだ。閣僚の靖國參拝は2009年の民主黨政権発足以來初だ。歴史問題で逆行し、アジア各國人民の感情を深刻に傷つけることは、一體何を意味するか。日本が明確に理解していないわけがない。歴史の最終結論に挑戦し、正當な道理と正義に盾突くことは道義の喪失であり、代償を支払わねばならない運命にある。
不名譽な歴史を持つうえに「政治的に正しくない」事をしては、國際社會では立ち上がれない。どれほど経済発展し、どんな後ろ盾を得ても、尊厳のある大國にはなれず、ソフトパワーと言えるようなものも持てない運命にある。世界の寛大な許しを得られるか否かも気にかけないような心理狀態にあるのなら、道理を説いても諭せないと見なすほかない。このような國に対しては親しくできないばかりか、厳しく警戒する必要がある。簡単な道理だ。非を認めないのなら、そのつけを払う日が遅かれ早かれ來るのだ。
釣魚島とその附屬島嶼(日本名?尖閣諸島)は中國固有の領土であり、中國が爭う余地のない主権を有する。8月15日に日本側が釣魚島で中國公民を不法逮捕した件について、中國はすでに日本側に厳正な申し入れをし、中國公民の安全確保と即時無條件釈放を要求した。