日本は釣魚島問題でみみっちい計算をしている。「中國側の反撃措置と中國人民の憤怒は一時的なもので、しだいにおさまるので、日本側はしばらく身をかわし、機會を見て動けばいい」と考えているのだ。「中國側は中日経済の相互依存に考慮し、さらなる反撃措置は講じない」と考えているのだ。
だが日本政府の蟲のいい計算は全くの誤りだ。日本の不法な行いを中國は斷じて容認しない。連日來中國は力強い措置を講じて日本の挑発に斷固反撃し、領土主権を守る揺るぎない意志をはっきりと示している。釣魚島問題において、真っ向から対立する闘爭はとっくに行われている。われわれには日本と「遭遇戦」を戦う自信があるし、「持久戦」を戦う準備もある。いかなる形の闘爭であれ、日本はいかなるうまい汁を吸うことも、その場をやり過ごすことも不可能だ。
引き延ばして変化を待つという日本の射幸心が報われることはない。日本は「島購入」が中日関係におよぼす害を過小評価し、中國の反撃の程度を見誤った。日本は自ら恥をさらす狀況を作り出しているのだ。
日本が釣魚島問題で過ちを認めることを拒み、さらには過ちの上に過ちを重ねたことで、國際社會は故意に紛爭を引き起こそうとする日本の腹黒い魂膽を一段と明確に見抜き、日本の今後の行方に対する懸念を深めたのである。「釣魚島問題における日本側のやり方は第二次大戦後確立された國際秩序への挑戦であり、右翼が國內政治をあやつることを容認する火遊びだ」と考える著名人が世界で増えている。日本は歴史事実、中國の厳正な立場と斷固たる意志、國際社會の正義の聲を正視し、根本的に改めて、中日間の共通認識と了解に正真正銘立ち戻り、交渉による係爭解決の軌道に戻って來なければならない。
「人民網日本語版」2012年9月17日