日本の巡視船が中國の海洋監視船の法執行活動を妨害
日本の巡視船、海洋監視船を追尾
法執行機関である中國海監総隊の関係者は16日、中國海監総隊の海洋権益維持を行う巡航編隊は引き続き、釣魚島及びその付屬島嶼の海域における海洋権益維持のための巡航?法執行活動を行うことを表明した。
中國海監総隊の肖惠武副隊長は、「海監50」「海監15」「海監26」「海監27」及び、「海監51」「海監66」から成る二つの巡航編隊は、釣魚島及びその付屬島嶼の海域に到著後、日本海上保安庁の巡視船と航空機を數多く発見したと説明し、「中國海監総隊の周到な事前対策によって、日本の追尾と妨害に対し、効果的な対応を取り、目標海域における法執行活動を行うことに成功した。無線による警告や駆逐を行い、日本側の主権侵害を阻止し、中國の主権をアピールした」と述べた。
巡航編隊が釣魚島の付屬島嶼である黃尾嶼の中國領海基線から24海里に入った時點で、中國「海監50」のレーダーは、不審船が海洋監視船編隊に向かってくるのを発見した。この不審船は間もなく、日本の海上保安庁の巡視船PLH09であることが確認された。巡航中、日本の巡視船PLH09は絶えず「海監50」の斜め後方の近距離で追尾を行い、スピーカーで繰り返し、「直ちにこの海域から離れるよう」警告してきたという。「海監50」のわずか0.5海里の近距離まで接近する場面もあった。中國側は中國語と日本語で、日本の巡視船に対し、中國管轄の海域において、中國の正常な公務の執行を妨害しないよう、繰り返し警告を発した。
釣魚島周辺の海域において、中國の「海監50」は西北に向かって前進し、中國が発表した領海基線を通り抜け、最も接近したときで、釣魚島から8海里、南小島?北小島から5海里に到達している。また、9月14日8時39分頃、中國「海監27」は釣魚島の南1.6海里を航行し、中國「海監15」は釣魚島から1.55海里の海域に到達した。
肖惠武副隊長は「現在、中國の海洋監視編隊は尚も、釣魚島付近の海域に止まっており、海上の天候が好転し次第、統一部署の指示に従い、引き続き巡航?法執行活動を展開する」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年9月18日