日本の朝日テレビは6日、中日関係はかつてない程度まで悪化したと伝えた。同日閉幕したアジア歐州會議(ASEM)第9回首脳會合で、數回顔を合わせた中日両國の首相は會談を行わなかった。日本メディアによると、これまで中日関係が悪化しているとき、多國間會議に出席した両國首脳は「足を止めて言葉を交わす」という方法で交流したが、今會合で中國の溫家寶総理は日本の野田首相と距離を置いただけでなく、目の前を通り過ぎてもあいさつすらしなかった。読売新聞は、「日本外し」と論じた。一方、中國の會合における強い「存在感」に、日本メディアからは嫉妬心がにじみ出ている。さらに日本とフィリピンを落膽させたのは、會合の「議長聲明」にアジアの海上問題を盛り込む主張が多くの參加メンバーから支持されなかったことである。
元外務省國際情報局局長の孫崎享氏は6日、「環球時報」の取材に対し、中日首相がASEM首脳會合で會談を行わなかったことは非常に殘念であり、両國は現在最も対話しなければならない時期だと語った。
中國外交部のウェブサイトは6日、次の文章を掲載した。日本は會合でASEM首脳會合のテーマを顧みず、大多數の參加メンバーの望みも顧みず、釣魚島問題において事実をゆがめようと企み、無理な弁解をしている。これに対して楊潔チ外相は斷固反論し、「ASEM首脳會合はアジア歐州の國が相互利益のための協力、共同発展の促進を模索する場である。日本側の釣魚島問題を挑発しようとする行為は思い通りにはならない」と強調した。
中日首腦老撾未"偶遇" 擦肩而過不交談
“日中關系惡化到前所未有的程度。”日本朝日電視臺昨天如此感慨,是因在當天閉幕的第九屆亞歐首腦會議上,數度碰面的中日領導人竟未出現“偶然會談”的一幕。日本媒體說,以往日中交惡時,同在多邊場合的兩國領導人好歹曾用“駐足晤談”維持溝通,本屆峰會上中國總理溫家寶不僅與日本首相野田保持距離,連走過后者面前時都不打招呼。“日本遭到排除”,《讀賣新聞》說。與之相比,中國在峰會上強烈的“存在感”令日本媒體流露出一絲嫉妒。更讓東京和馬尼拉失望的是,他們要求峰會《主席聲明》涉及亞洲海上爭端的主張沒被多數成員認同。
曾擔任日本外務省情報局長的孫崎享6日在接受《環球時報》采訪時表示,日中領導人在亞歐峰會上沒舉行會談是非常遺憾的,目前是日中兩國最需要對話的時候。
中國外交部網站6日發布的信息稱,日本在會議上不顧亞歐會議的合作主題,不顧大多數成員的愿望,蓄意在釣魚島問題上歪曲事實,無理辯解。對此,楊潔篪當場予以堅決駁斥。他強調,亞歐會議是亞歐各國謀求互利合作、促進共同發展的平臺。日方蓄意挑起釣魚島問題,其圖謀不可能得逞。