日本の英字紙ジャパンタイムズが25日、寄稿文「中國と日本――極めて重要な関係」を掲載した。內容は以下の通り。
昨年は中日の國交回復40周年という重要な年でしたが、殘念なことに、祝賀行事や交流計畫の多くが、雙方の緊張が悪化したことで中止になったり、見送られました。両國関係は戦後最悪の狀況となり、経済貿易の往來も冷え込みました。しかし、私は日中関係の將來をまったく悲観視していません。中國には「滴水穿石」(何事も根気よく努力すれば必ず成功する)という言葉があります。
そうした角度からみると、日中友好は戦後、先駆者らのたゆまぬ努力によって育まれてきたといえます。彼らは両國の國交が正常化する前から両國間に橫たわる數々の障礙を取り除く努力をしてきました。長きわたる無數の交流によって著実に簡単には壊れない友好の絆を強めてきました。
1968年、私は日中國交正常化を提言しました。當時、日本では中國との友好を口にすることさえ憚(はばか)られる狀況で、ある意味、當時の情勢は今よりも厳しかった。しかし私は隣國との友好関係なくして日本の未來はないと信じていました。日中関係の安定はアジアと世界が平和の道を歩むためにも極めて重要です。