清代中期の文獻の一部。
1930年代の辭書に収録された中國地図。
國家図書館は『文獻が証拠--釣魚島文獻図籍録』を刊行する。同書は歴史文獻に「語らせる」ことで、釣魚島(日本名?尖閣諸島)は中國が最も早く発見し、命名し、長期間管轄してきた歴史事実を存分に証明する。人民日報海外版が伝えた。
『図籍録』は「釣魚島およびその付屬島嶼の概況」「古代の文獻における釣魚島」「近現代の文獻における釣魚島」「國內外の地図における釣魚島」の4章構成。文獻約120點、図260點を収録。このうち近代より前の文獻は34點、近現代の文獻は55點、國內外の地図は27點。文獻の記述する釣魚島およびその付屬島嶼の概貌を客観的かつ正確に示している。
『図籍録』は明?清使琉球録、琉球の文獻、海防文獻、外交文書、國內外の地図、法律文書を中心に幅広い年代の様々な文獻を収録。國家図書館の文獻検索の力を借りて珍しい文獻を入念に掘り起こし、考証し、収録する?!毫鹎蛴洝唬?653)、『続琉球國志略』(1808)、英國人が1801年に作成した『China, divided into provinces』、英國人が1801年に作成した英國の公定地図『A new map of China』、フランス人が1821年に作成した『Carte de la Chine et du Japon』、日本人が作成した『大日本全図』(1883)などだ。釣魚島の主権が中國に屬することの歴史的根拠、法理上の根拠が國內外の大量の文獻によって十分に示されている。
収録文獻の所蔵機関は多岐にわたる。中國國家図書館、福建省図書館、福建師範大學図書館、福建師範大學◆臺區域研究センター、清華大學図書館、日本の國立國會図書館、日本の國立公文書館、沖縄県立図書館、琉球大學附屬図書館、明治大學附屬図書館、日本の國立民族學博物館、米國議會図書館、米國ハーバード大學図書館、オーストラリア國立図書館、大英図書館、個人の蔵書?寄贈などだ。
◆は「門」がまえに「蟲 」
「人民網日本語版」2013年6月4日