日本は7月9日に2013年度防衛(wèi)白書(shū)を発表し、「例年をはるかに上回るナショナリズムな論調(diào)」、「かつてない強(qiáng)硬な態(tài)度」により、東アジアで騒ぎを引き起こした。中國(guó)外交部の報(bào)道官は9日、「いわれなき非難」、「無(wú)責(zé)任」、「逆ねじ」という3つの言葉により、日本の中國(guó)に対する非難をはねのけた。「環(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。

共同通信社は9日、2013年度防衛(wèi)白書(shū)が同日、小野寺五典防衛(wèi)相によって閣議に提出され、可決されたと伝えた。例年と比べ、今年の防衛(wèi)白書(shū)は「日本はこれまでより深刻な周辺安全環(huán)境に直面している」ことを強(qiáng)調(diào)し、中國(guó)をこの情勢(shì)変化の主因とした。報(bào)道によると、日中の釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）問(wèn)題を巡る鋭い対立が、両國(guó)をかつてない安全問(wèn)題に陥らせており、防衛(wèi)白書(shū)は「釣魚(yú)島を巡る両國(guó)の一觸即発の狀態(tài)」を十分に示した。同白書(shū)の米國(guó)に関する內(nèi)容は8ページしかなかったが、中國(guó)に関する內(nèi)容は20ページに及んだ。9日付の読売新聞は、「新防衛(wèi)白書(shū)の最大の特徴は、中國(guó)に対するかつてない警戒の強(qiáng)化だ」と指摘した。

米ウォール?ストリート?ジャーナル誌は、「安倍政権発足後に初めて発表されたこの防衛(wèi)白書(shū)は、よりナショナリズムな言い回しを用い、日本が直面している地域安全の課題と対策について記述する際に、例年をはるかに上回る警戒感を示した」と伝えた。小野寺防衛(wèi)相は同白書(shū)の序言で、「日本の安全環(huán)境における問(wèn)題と不確定要素が際立っており、差し迫った厄介な問(wèn)題になっている。日本は國(guó)民の生命?財(cái)産および陸海空の領(lǐng)土を最後まで守り通す」と稱した。

このような変化はなぜ生じたのだろうか。防衛(wèi)大學(xué)校のある教授は9日、環(huán)球時(shí)報(bào)のインタビューに応じた際に、次のように指摘した。昨年の釣魚(yú)島問(wèn)題のグレードアップ以來(lái)、中國(guó)は日本との力比べを開(kāi)始した。かつて日本が直面していた問(wèn)題は朝鮮の核問(wèn)題であったが、現(xiàn)在実際に直面しているのは中國(guó)問(wèn)題だ。かつて中國(guó)と日本は口喧嘩をしていたが、今や中國(guó)は本當(dāng)に船舶を送り込んでいる。今後どのように問(wèn)題を解決すべきかについて、日本は自信を持っていない。防衛(wèi)白書(shū)の「中國(guó)が不測(cè)の事態(tài)を招く危険な行動(dòng)をとる可能性が高く、中國(guó)に國(guó)際法を順守するよう求めなければならない」という記述は、日本の実際の焦りを反映している。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2013年7月10日

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