二國間軍事同盟は敵國の想定を前提とするから、本來憲法に違反する。また、米國が敵國と想定する國をわが國も敵國とせねばならない。米軍の巨大基地がわが國に存在する以上、わが國が攻撃される可能性もある。
本來は、徐々に日本の米軍基地を縮小して、軍事同盟の性質(zhì)を平和の方向へ転換していくのが真っ當(dāng)な考え方であるが、誇り高き! にもかかわらず保守政治家諸君には、そのような気概?気迫が見られない。
そこで、米國流価値基準を絶対として、対等の軍事同盟を構(gòu)築していくという偽平和主義が登場したのである。あたかも二國間軍事同盟ではなく、世界平和に貢獻する積極的平和主義である――と言いたいのであろう。
戦爭をするのは國(支配者)である。國民同士が仮に口論?喧嘩をしてもそれは戦爭ではない。國が戦爭を開始すれば、支配者は眺めていて、國民が戦闘に駆り出される。戦爭ともなれば、戦場は國土である。大昔とは違う。
積極的平和主義を唱えるのであれば、それは國が戦爭をしないように國を縛ることである。つまりは、憲法の精神を遵守して、政治大國をめざすことである。政治大國とは軍事大國と等しくないのである。