日本の世耕弘成內閣官房副長官は22日、フジテレビの番組內で、安倍首相の靖國神社參拝の可能性について「全くわからない。首相が判斷することだ」と曖昧な回答をした。世耕官房副長官によると、外交や政治の問題にならないようにするため、安倍首相は「曖昧な戦略」をとっているが、指導者として國のために命を犠牲にした人たちを心から追悼すべきだとも表明しているため、この立場に基づいて判斷すると見られる?!腑h球時報」が伝えた。
共同通信社は22日、安倍首相が參拝すれば、日中、日韓関係の傷は間違いなく深まると分析した。米國も東アジアの緊迫情勢の悪化を避けたい考えであることから、首相の側近は、今回は參拝を斷念すると見ている。しかし、安倍首相を支持する保守派は參拝を期待している。自民黨総裁特別補佐の萩生田光一氏は、「就任1年という時間軸の中で參拝する」との見方を示した。小泉純一郎前首相は11月、記者會見で「私の後の首相は靖國神社を參拝していない。日中関係はこれによって良くなったと言えるのか。今の安倍首相の対応で良い」と參拝を促した。
安倍首相が參拝すれば、中韓を怒らせるだけでなく、その他の國も不満を示すと見られる。タイのバンコック?ポストは22日掲載の社説で、日本の外相と駐日中國大使が20日に會談し、友好的な話し合いを行ったことを喜び、「2つのアジアの大國の間にある外交と平和的な話し合いを推し進める力はどれも歓迎されるものだ。これは一種の世界的な関心事である」と論じた。
香港の「サウスチャイナ?モーニング?ポスト」は22日、社説の中で、「ナショナリストの安倍首相は発言の現実化に取りかかり、軍拡に著手している。安倍首相の軍事的野心は地域の安定を脅かす」と警告した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年12月23日