環球時報の記者が観察したところによると、日本がアフリカ人の話題の重點になることはほとんどない。なぜならアフリカにいる日本人は非常に少ないからだ。アフリカで影響力のある情報サイトを開くと、アフリカとアジア太平洋関係に関する數十本の最新記事のうち、80~90%は中國に関する內容で、安倍首相のアフリカ訪問がなければ、日本に関する報道を目にすることはめったにない。
コートジボワールの情報サイトは、「日本はアフリカで中國との市場や影響力の爭奪を望んでいるが、中國とアフリカの貿易額はアフリカの貿易総額の13.5%を占め、日本はわずか2.7%にすぎない。そのため日本がアフリカで中國の経済的影響力に挑むのはかなり難しい」と伝えた。
中國社會科學院の呉懐中氏は9日、「安倍首相は就任後、まず中國周辺國を歴訪。2014年にまた第2の攻撃の波をしかけ、中國と関係の親しい國に楔を打ち込み、砂を混ぜ、すさまじい勢いで赤裸々に中國に対抗しようとしている。その狙いは、中國に日本をあなどれないと認識させ、態度を軟化させることにある」と指摘。
また、「日本はアフリカで金銭をばらまき、中國の足元を崩すにはまだ経験が淺い。中國は我慢強く、自信を持ち、動じる必要はない。アフリカ各國もそこのところははっきりわかっており、日本に乗せられることはない。日本の計算はあまりに単純すぎる」との見方を示す。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年1月10日