武吉先生を囲んだ記念寫真
2月1日、東京豊島區勤労福祉會館において、日本僑報社が主催する日中翻訳學院武吉塾第11期スクーリング及び修了式が受講生、一般參加合わせて40名參加のもと開催された。
講義に先だち武吉先生は、春節の年頭所感として午年にちなみ馬にまつわる単語を拾いながら自身の今後の抱負を述べた。
講義は、11期を振り返って漢文和訳の注意點として、字面にとらわれず全體の文脈を読み取る、原文の漢字に引きずられない、変わりゆく差別用語、報道における地名人名の表記法など実例をまじえ講義した。
參加者からは翻訳家として新たにデビューした東滋子さん、佐鳥玲子さん、石垣優子さんによる體験談が発表された。
東滋子さんは、中國の発展性の方向について中國人民大學國際関係學院副院長金燦栄教授など6名の學者の共同執筆による『中國の未來』を翻訳し、その本を書店で見つけた時は體が震えたことなど翻訳の怖さ、奧の深さ、翻訳の楽しみについて発表した。
佐鳥玲子、石垣優子さんは共同で翻訳した胡錦濤?溫家寶?習近平の政策ブレーンで世界的な政策科學?経済學の第一人者でもある胡鞍鋼教授(清華大學)の著書『中國:創新緑色発展』(中國版「グリーン?ニューディール」の戦略と実踐の歩み)の翻訳體験を佐鳥さんは中國語で披露した。
その後、講師より各人に修了証書が手渡され、引き続き行われた懇親會では參加者全員が自己紹介し、遠くは滋賀、大阪、神戸から參加した人、春節の休みを利用しハルビンから帰國した人などが再會を楽しんだ。今回は北京學生街で飲食店を経営する山田典史氏、第七回中國人の日本語作文コンクール優勝者で現在早稲田大學大學院に通う胡萬程君がそれぞれの現狀を語った。(文?寫真、巖楯嘉之NPO法人日中交流支援機構事務局長)
なお、武吉塾第12期の募集は開始している。詳細http://fanyi.duan.jp/
懇親會で挨拶する武吉先生
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2014年2月10日