この観光客は、「日本政府は日本人を代表しない。交流したことのある日本人を見ると、彼らの観點が政府の宣伝による悪影響を受けているとは思えない。日本人は常に禮儀正しい。彼等の態度は、相手の出身國によって左右されるのではなく、彼らの受けた言行?禮儀面の教育によって左右される」と語った。
北海道文教大學國際関係論の講師である渡部淳氏は、「中國の改革開放以降、多くの中國人が日本文化に引きつけられるようになった。中國人ツアー団體の活動は、溫泉入浴から銀座のショッピングと、すべての內容を網羅している」と指摘した。
気前のいい中國人観光客の再來を受け、商店の経営者は喜びを感じている。
伊勢丹の広報擔當者(女性)は、「2014年1月31日から2月6日まで、東京3店の売上は前年同期比で400%と激増し、中國人の顧客數も325%増となった」と述べた。
上述した北京市の観光客は、「日本を旅行した多くの友人は、1000ドル以上を使い記念品を購入し、特に高価な日本の食品が人気を集めた」と語った。
北京市の中學校教員の馬寧(音訳)さんは、春節中に関西地方を旅行した。彼は、「免稅店の店員は中國語を話せた。北京に戻る前に訪れたコンビニは中國語で、日本は景気低迷に陥っており、観光客の購入を歓迎すると放送していたが、日本語では放送されなかった。私は日本で勤務している親戚から、基本的な日本語を學んだ」と話した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2014年2月19日