訪日中のモディ印首相は1日、輿論に取り上げられやすい発言をした。例えばモディ首相は、印日は戦略的協(xié)力を強(qiáng)化し、アジアの平和と反映を促進(jìn)すると同時(shí)に、拡張主義の思想に対抗しなければならないと語った。モディ首相はさらに、「われわれの周辺いたるところに、18世紀(jì)の拡張主義の考え方を持った勢力がいる。つまり、他國を侵害し、他國の海域に侵入し、他國に侵攻して領(lǐng)土を占領(lǐng)する考え方だ」などと述べた。日本と西側(cè)諸國の輿論は、モディ首相が名指しにこそはしなかったが、「中國」を意図していると判斷した。
輿論のこの判斷は、筋が通っていないとは言えない。モディ首相が日本の方に親近感を持ち、中國に対して民族的な感情を持っていることは、おそらく事実だろう。
しかし他にも、大國の理性?政策?戦略と呼ばれるものがある。これはインドの國益によって左右される。この利益は安定的でもある。モディ首相はインドの國益を離れられない。これはモディ首相が日本でメディアに誇張の材料を與えたが、名指しにして中國の怒りを買わなかった理由だ。
中國のGDPはインドの5倍弱に達(dá)し、日本との差を広げ続けている。インドは中國との領(lǐng)土問題を抱える南の隣國として、戦略的な圧力を形成している。中印の相互信頼には、一定の障害が存在する。しかし事実は、インドが理性的な國であることを証明している。インドの外交は大國の獨(dú)立性を示しており、一部の世界の大國の「手下」になろうとはしていない。
獨(dú)立の強(qiáng)い自主性のほか、インドは平和を惜しんでおり、中國との領(lǐng)土問題を両國関係の重要な問題に影響させていない。インドと中國の共通認(rèn)識(shí)は、ますます堅(jiān)固になっている。中印友好は、インドとパキスタンの関係緩和に良好な地域戦略環(huán)境を與える。インドは中國と同じく、中印友好関係の受益者だ。
印日の緊密な関係は、両國に心理的な安心感をもたらしている。日本はインドから遠(yuǎn)く離れている。安倍首相が「インド?アジアパシフィック」という概念を大きく取り上げれば、インド人を快くさせるだろうが、今日のインドの國力があれば、南アジアが最も適した地域になる。この概念があろうがなかろうが、インドの生活には変わりがないが、中國とインドは引越しできない隣人の関係だ。遠(yuǎn)い交わりの印日関係は、中印関係の「バランス化」を?qū)g現(xiàn)できない。