共同通信社は、「排水量約1萬9500トン、全長248メートル、最大幅38メートル、総工費約1200億円のいずもは、海上自衛(wèi)隊最大の艦艇だ」と報じた。いずもの甲板は艦首から艦尾まで続き、ヘリコプター5機が同時に発著艦できるだけでなく、陸上自衛(wèi)隊が導入する新型輸送機MV22オスプレイも搭載できる。中國海軍に詳しい李傑氏は25日、環(huán)球時報の記者に対して、「これはいずもが同時発著艦を可能とした上で、海上自衛(wèi)隊の200人以上のフル武裝した陸戦隊員を、ある離島に同時に投入できることを意味する」と述べた。

いずもとは何か？日本政府は、これを「護衛(wèi)艦」としている。いずもは9機のヘリを艦載し、5機のヘリを同時に発著艦させられる。ロイター通信は25日、「いずもには固定翼戦闘機を離著陸させるため必要なカタパルトが搭載されていないが、垂直離著陸が可能なF-35の改良版が開発中であるため、いずもの甲板を使いこれを著艦させることができる。この全長248メートルの大戦艦は、設計もサイズも米海兵隊の強襲揚陸艦に似ている」と伝えた。

ロイター通信によると、中谷元防衛(wèi)相は25日の交付式に出席した際に、いずもは將來的に平和維持活動、國際的な災害救助などで重要な力を発揮すると述べた。しかし中谷防衛(wèi)相は同時に、いずもは対潛作戦能力の強化を促すと語った。毎日新聞などの日本メディアは、いずもは將來的に緊急事態(tài)や海上自然災害に対応するための指揮センターになると報じた。自衛(wèi)隊高官は朝日新聞に対して、「いずもの意義は自衛(wèi)隊の中國の潛水艦に対する警戒?監(jiān)視能力の強化にある。中國の潛水艦技術が発展し、捕捉が困難になっても、我々は効果的に対応できる」と話した。

就役後のいずもは日本時間25日午後4時、橫須賀基地に到著し、停泊した。近くには、在日米軍の原子力空母「ジョージ?ワシントン」が停泊していた。産経新聞は、いずもは高度な指揮通信機能で護衛(wèi)隊群の中樞艦となり、離島防衛(wèi)?指揮能力を持つと報じた。産経新聞は23日の時點で、いずもが中國に対する抑止力を持つようになると論じていた。日本がいずもを建造したのは、潛水艦の現(xiàn)代化を急ピッチで進める中國をけん制するためだというのだ。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2015年3月26日