春季例大祭、8月15日、秋季例大祭は、靖國神社の「定例大祭」だ。今年の春季例大祭の初日である21日に、安倍首相は「內閣総理大臣」の名義で「真榊」を自費奉納した。安倍首相の訪米中、閣僚が靖國神社を參拝したが、なぜこの特殊なタイミングとなったのだろうか?橫浜市立大學の國際関係學の専門家は、環球時報の記者に対して、「これは決して偶然ではない。米國は歴史認識問題について、安倍首相に強い圧力をかけている。安倍首相はハーバード大學で講演した際に、歴史認識問題の表現を変えたが、立場を変えることはなかった。稲田氏ら閣僚による參拝は、安倍首相の圧力をやわらげることができる。こうすれば米國人に対して、自民黨內や閣僚の中にも、安倍首相を上回る右派がいることを示せるわけだ」と分析した。
中國社會科學院日本研究所外交研究室副主任の呂耀東氏は28日、環球時報の記者に対して、「稲田氏の參拝は、米國の反応を伺う日本の探りだ。米國人は実益のために、歴史問題で曖昧な態度をとる可能性がある」と述べた。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2015年4月29日