連立與黨の自民黨と公明黨が過半數(shù)の議席を占める、衆(zhòng)議院の平和安全法制特別委員會(huì)で7月15日、安倍政権が提出した集団的自衛(wèi)権の行使に関する安保関連法案が強(qiáng)行採決され、16日の衆(zhòng)議院本會(huì)議で同法案が再度強(qiáng)行採決される見通しとなった。
英タイムズ紙(電子版)は、「安倍首相は數(shù)日前、歴史は海外派兵を認(rèn)める、物議を醸した立法を推進(jìn)したことを感謝するだろうと述べた」と報(bào)じた。
安倍首相は確かな根拠を持っているような口ぶりだが、これは実際には稚拙な「めくらまし」だ。
集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)、安保法制改正は、日本人の間で疑問視されている。日本の反戦組織は6月末、衆(zhòng)參両院に165萬人分の署名を提出し、集団的自衛(wèi)権の行使を容認(rèn)する閣議決定を撤回し、安保関連法案を廃案にするよう求めた。日本の各大手メディアが安保関連法案をめぐり実施した世論調(diào)査によると、日本人の同法案に対する支持率は低く、反対の比率が高まり続けている。特別委員會(huì)の會(huì)場(chǎng)では、反対派の黨がさまざまなプラカードを出し、與黨が民意を無視し「戦爭(zhēng)法案」を強(qiáng)行採決したことに抗議した。
安倍首相は反対の聲に真剣に耳を傾けておらず、「力づく」で目的を?qū)g現(xiàn)した。安倍首相は祖父の岸信介が米國と安保條約を改定したことを例に挙げ、當(dāng)時(shí)批判を浴びたが數(shù)十年後には國民の支持を得たと述べた。これは安倍首相のひとりよがりな考えであり、歴史によって定義づけられているわけではない。
さらに安倍首相が口にした「歴史は感謝するだろう」という説には、責(zé)任逃れの嫌いがある。安倍首相は、民意を無視すれば、どれほど深刻な結(jié)果がもたらされるかをよく理解している。連立與黨が衆(zhòng)議院の圧倒的な議席數(shù)を使い法案を採決することは、「両刃の剣」である。目的を達(dá)成すると同時(shí)に、「力づく」の手段によって政権の支持率と信頼に大きな傷がつくだろう。安倍首相は民意に背きながら、民意の爆発を恐れている。「數(shù)十年後に評(píng)価」によって國民を騙し、圧力を弱めて政権運(yùn)営を乗り切る。長(zhǎng)年たってから、國民が意見を変えるか否かは、重要なことではない。