極端なナショナリストは、戦爭の歴史を公の場で議論しようとする人々を妨害し、脅している。たとえば自民黨の加藤紘一衆院議員(當時)は、郵便で銃弾(ナショナリストの名刺)を送られたほか、2006年の終戦記念日にはある活動家によって自宅が放火された。
安倍首相は8月14日の談話で、西側の植民地主義列強が日本を孤立させたのを受けて、日本は軍國主義という誤った道をたどっていったという世界観を示した。これに似た口実は、東京の靖國神社にある戦時中の歴史を粉飾するための記念館でも見つかる。安倍首相は2013年、靖國神社に參拝した。
日本は戦後、平和的な道を追求してきた。しかしながら安倍首相の日本の行為に関する言い訳は、日本の意図をめぐる新たな疑問を生んでいる。
日本の戦前の孤立は、狂信的なレジームによって開始された紛爭によって引き起こされた結果であり、原因ではなかった。それは人種的な純粋性と優越性に獻身するレジームだった。日本はアジアを解放するどころか、自らの植民地に対して全體主義的な支配を実行し、日本の氏名、言語、文化、歴史を被支配者たちに押し付けた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月19日