フィリピン、日本政府は2月29日、日本がフィリピンに軍事裝備、関連技術(shù)、中古裝備を提供する?yún)f(xié)定に調(diào)印した。

フィリピンのガスミン國(guó)防長(zhǎng)官によると、これにはフィリピンの軍事能力を強(qiáng)化する目的があり、特定の國(guó)を?qū)澫螭趣工毪猡韦扦悉胜い趣いΑ?/p>

日本とフィリピンは近年、互いに秋波を送っていた。合同演習(xí)、史上最高額の借款、防衛(wèi)協(xié)定の調(diào)印などにより、一部の海外メディアはフィリピンを日本の東南アジアにおける「重要な同盟國(guó)」として位置づけている。それでは日本とフィリピンはどのような意図を隠し、歩み寄っているのだろうか？

【各自の思惑】

安倍首相は就任後、軍事面で不穏な動(dòng)きを続けている。武器輸出3原則を廃止し、集団的自衛(wèi)権の行使を容認(rèn)し、國(guó)會(huì)で安保関連法案を強(qiáng)行採(cǎi)決した。

日本はこれまで、米國(guó)やオーストラリアと防衛(wèi)協(xié)定を結(jié)んでいた。フィリピンは3番目、東南アジアで初の相手國(guó)となった。AP通信は、日本とフィリピンは両國(guó)の安全?政治関係を新たな水準(zhǔn)に高めたと報(bào)じた。

一部メディアは、日本がフィリピンに一歩また一歩と歩み寄ることには、主に次の二つの目的があると分析した。

まず、日本は武器輸出3原則の廃止後、適切な輸出先を必要としている。軍事力を強(qiáng)化しようとしているフィリピンは、紛れも無(wú)く良き選択肢だ。次に、フィリピンは南中國(guó)海の情勢(shì)を亂している。日本は南西諸島の軍事力の配備を強(qiáng)化し、東中國(guó)海で問(wèn)題を起こしている。日本は南中國(guó)海で中國(guó)をけん制する仲間が必要だが、フィリピンはまたとない選択肢だ。

フィリピンは単獨(dú)で中國(guó)を挑発しようとしても力及ばずであり、力強(qiáng)い応援が必要だ。當(dāng)然ながら、ASEAN全體を抱き込み中國(guó)に対抗することが、フィリピンが最優(yōu)先する選択肢だ。フィリピンはこれまでのASEAN會(huì)合において、このようにしてきたが、効果は微々たるものだった。そのため、地域外の國(guó)に目を向けざるを得なくなった。まずは米國(guó)、次に日本だ。フィリピンは現(xiàn)在、米國(guó)と防衛(wèi)協(xié)力強(qiáng)化協(xié)定を結(jié)んでいる。アキノ大統(tǒng)領(lǐng)は昨年6月に訪日した際に、日本との防衛(wèi)協(xié)力強(qiáng)化協(xié)定の協(xié)議に向け準(zhǔn)備を進(jìn)めているとした。自衛(wèi)隊(duì)の軍機(jī)と軍艦が、フィリピンの基地で給油?補(bǔ)給を行い、南中國(guó)海における活動(dòng)範(fàn)囲を広げる內(nèi)容となっている。

日本とフィリピンは主に中國(guó)を仮想敵國(guó)として手を結(jié)んでいる。しかし両國(guó)は軍事力を強(qiáng)化することで、地域の平和と安定を損ねている。

中國(guó)外交部は昨年5月、日比の海上合同演習(xí)について、態(tài)度を示していた。華春瑩報(bào)道官は當(dāng)時(shí)、「地域內(nèi)の各國(guó)は共に努力し、各國(guó)間の相互信頼を促進(jìn)し、地域の平和と安定の維持のため前向きな力を発揮し、積極的かつ有益なことをするべきだ」と発言した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2016年3月1日